2016年10月4日火曜日

日本という驚くべき国(2):高齢社会の日本に「高齢者ツアー」がない理由

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人民網日本語版配信日時:2016年10月2日(日) 2時20分
http://www.recordchina.co.jp/a151776.html

高齢社会の日本に「高齢者ツアー」がない理由―中国メディア

 中国国家旅游(観光)局が発表した「旅行社高齢者観光サービス規範」が今月1日から正式に実施されている。
 同規範は、高齢の旅行者の合法的権益を一層保障し、旅行社の経営行為やサービス内容を規範化し、旅行社業界のサービスの質を向上させ、高齢者の旅行を対象にしたサービスに対する要求を明確化している。
 これら基準は、高齢者を対象にした旅行商品を提供している旅行社に適用されている。
 新華社が報じた。

 同ニュースを見て、筆者は日本の旅行業関係者数人を取材したところ、日本には高齢者専用のツアーを対象にした法規がないことが分かった。
 また、そもそも日本の旅行社は、高齢者だけを対象にしたツアーを企画することもないという。
 その理由の一つに、多くの人が「高齢者」と呼ばれたり、「年長者」と冠されたりすることを嫌っており、家族や親戚でない限り、退職した高齢者であっても、「おじいちゃん」や「おばあちゃん」と呼ばれることも嫌うことが挙げられる。

 そのため、旅行社は高齢者向けのツアーを企画していても、高齢者の気分を害することがないよう、「これは高齢者のためのツアー」とわざわざ言うことはない。
 高齢者専用のツアーがないということであれば、そのようなツアーを対象にしたサービス規範を制定する必要もなくなる。

 日本の社会で高齢化が進むにつれ、旅行業の競争も日に日に熾烈になっており、各旅行社は必然的に一層行き届いたサービスを提供し、利用者にリピーターとなってもらえるよう努力している。
 そうなると、法外な旅行費を請求したり、サービスのクオリティを下げたり、途中で料金を上げたりして、自分の会社の評判を落とすようなことも自然となくなる。
 日本の旅行業関係者によると、サービスに満足し、十数年同じ旅行社を利用している高齢者もいるという。

 日本の旅行業においては、1952年7月に制定された「旅行業法」の規範を守らなければならない。
 同法は、旅行業者の運営を規範化させているほか、公正な取引を維持し、旅行の安全を確保するほか、旅行客の便宜を向上させるよう求めている。
 71年11月10日、運輸省(現・国土交通省)は「旅行業法施行規則」を制定し、旅行市場を一層具体的に規範化した。

 旅行社のサービスが規範化されているかは、旅行社の資質と大きな関係がある。
 日本では、旅行社が無登録でバスツアーを企画していることが判明すると、その旅行社に厳しい処分を下している。
 例えば、関連の責任者には、100万円以下の罰金または1年以下の懲役が科せられる。

 その他、旅行社は旅行業協会に「営業保証金」を払わなければ、経営を始めることができない。
 保証金制度があるのは、旅行社が倒産して、損害を受けた旅行者が賠償を受けることができないという状況を避けるためだ。

 日本に高齢者の旅行を対象にした規範はないが、高齢者の安全が軽視されているということでは決してない。
 日本では単に高齢者だけでなく、全ての旅行者の安全を重視している。
 「旅行業法」やその施行規則で、安全に関する詳しい対策が講じられている。
 例えば、観光バスは2時間おきに休憩しなければならないほか、運行記録が必要で、過労運転を避けなければならない。
 また、大人でも子供でも、ツアーに参加する場合は傷害保険1000円を払わなければならない。
 旅行社も旅行者一人一人に体調を聞き、足の不自由な人のためには車いすを準備する。

 筆者は昨年の夏休み、おじ(80)とその家族と一緒に日本を旅行した。
 その時、東京のある旅行社がわざわざ車いすを北海道の新千歳空港に送ってくれた。
 関西国際空港から出国する時に、おじたちは車いすを宅配便で東京に送るだけでよく、送料は旅行社が負担してくれたという。

(提供/人民網日本語版・編集KN)



サーチナニュース 2016-10-27 10:13
http://news.searchina.net/id/1621692?page=1

日本が中国人客を「惹きつける理由」、
人気の背後にある魅力=中国メディア

 中国で大型連休を迎えるたびに、多くの中国人が日本を観光で訪れる。
 10月1日の国慶節(建国記念日)に絡む大型連休中も多くの中国人旅行客が訪日した。
 近年、日本は韓国やタイと並んで中国人の人気渡航先となっているが、この人気ぶりの背後には「日本が中国人を惹きつける理由」があるはずだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人が日本を旅行先に選ぶ理由をまとめ、紹介する記事を掲載。「中国人が日本に行きたくなる理由」を考察している。

 記事は複数の写真を掲載しつつ、
 日本の魅力として「和服」や、
 「街が清潔で空気も澄んでいる」こと、
 必ず化粧をして外出する「日本人女性」、
 春になると空が埋まるほど満開に咲く「桜」
など、多くの中国人が日本のドラマやアニメで見たことがあるであろう光景を取り上げている。
 中国からすれば別世界のようなこうした描写に対し、中国人の多くは
 「本当に日常の光景なのか、自分の目で確かめてみたい」
と思うのかも知れない。

 また、よく言われる日本人の優しさや礼儀正しさ、日本社会の秩序も魅力的だとした。
 例えば、
 遊園地の所定の位置に「ベビーカーが整然と並んでいる」光景や、
 信号が赤になっても道を渡りきれないお年寄りを待っていてくれる自動車、
 個人商店にも「偽物が売っていない」こと、
 客が昇降しやすいように「踏み台を置いてくれるバスの運転手」、
 ゴミ捨て場に「ゴミが整然と置かれている」
ことなど、日本では特に珍しいことのない、ごく当然のことばかりだが、中国人旅行者にとっては感動するポイントだという。

 興味深いのは、記事が紹介している「中国人が日本に行きたくなる理由」のほぼすべてが、「日本の日常風景」だということだ。
 買い物がしやすい、質の良い製品が多いといったショッピングに関することは挙げられていない。
 爆買いが目立った中国人の日本旅行も様変わりし、買い物よりも中国で体験できないことに魅力を感じていることが見て取れる。



サーチナニュース 2016-10-02 13:39
http://news.searchina.net/id/1619963?page=1

運動に積極的でない日本人が世界で一番スリムな理由 
食事だけではなかった! =中国メディア

 秋から冬にかけては、体重の維持が難しいと感じるダイエッターが多いのではないだろうか。
 寒い冬に向けて体に栄養を溜め込もうとする「生理的システム」に、さまざまな美味しい食べ物の誘惑が重なるからだ。
 一方、体温と外気との温度差が高いほどエネルギー消費が増える。
 スリムな体型を維持するには、やはり適度の運動は欠かせない。

 中国メディア・今日頭条は29日、
 「全世界で最もスリムなのはなぜ日本人なのか」
とする記事を掲載した。
 記事は、WHOの報告で日本は世界の中で肥満率が最低レベルとされたと紹介。
 その一方で、著名な医学雑誌「ランセット」では、日本人の運動に対する積極性が世界平均水準を下回っているとされたことを伝えた。
 そして、
 「どうして運動に積極的ではない日本人が世界で最もスリムなのか」
と疑問を提起、
 「その答えは独特な日常の生活習慣と国情にあるのだ」
としている。

★.まず、食事の習慣について言及。
 カロリーの低い食事である一方、1日に30品目摂取が提唱されるなど、多くの食材を少しずつ食べる習慣があるとした。
 また、懐石料理に代表されるような「腹八分」の考え方朝食の重視といった要素が、食事の面から日本人をスリムにしていることを説明した。

★.次に、外出する際の習慣について解説。
 西洋人に比べて散歩や自転車に乗ることを好む傾向や、
 「タクシーに乗るのはとても贅沢」という観念があるため、
 「タクシーで8分、歩いて30分なら歩くことを選択する」
とした。
 また、通勤時間が長いこと徒歩、電車への乗車、立ってバランスを取ることによるカロリー消費が看過できないレベルであること、しかも、日本には坂道が多く、歩くだけでも運動強度が高めになることも挙げている。

 確かに、忙しい社会人生活の中でカロリー消費の時間を確保しようとするなら、通勤時間を有効に使うというのが最もシンプルでお手軽と言える。
 バスは1停留所分歩く、駅ではエスカレーターでなく階段を上る、電車では座らずに立つなど、工夫次第で有効にカロリーが消費できるのだ。

 飽食、運動量の減少、ストレスの増加などといった要因により、中国では子どもを中心に肥満者が増えている。
 肥満者の急増は個人の健康リスクを高めるほか、医療コスト増などといった社会的な問題も引き起こす可能性がある。
 記事で紹介された日本の習慣は、中国にとっても大いに参考になりそうだ。



サーチナニュース 2016-10-04 07:41
http://news.searchina.net/id/1620065?page=1

日本製品には圧倒的な安心感がある! 
だから中国人は購入する=中国

 日本を訪れる中国人が日本製品を爆買いしたことは記憶に新しい。
 円高が進行したことや、中国政府が関税を引き上げたことなどによって、爆買いの勢いは徐々に失われつつあるようだが、それでも日本製品の人気が低下したわけではない。

 低品質ながらも、日本製品に比べて圧倒的に安価な中国製品があるにもかかわらず、なぜ中国人消費者は日本製品を求めるのだろうか。
 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本製品が中国人消費者にとって人気である理由を考察する記事を掲載した。

 記事は、日本を訪れたことのある中国人であれば
 「日本製品はどれだけ小さなものでも、非常に精巧であることを知っているはず」
と伝えつつ、日本で売られている製品は品質も高いうえに、販売員のサービスも非常に優れていると指摘した。

 一方、中国人消費者がわざわざ日本を訪れてまで日本製品を求めているのは、品質が高く、偽物や粗悪品がない安心感にあると主張し、その高品質と安心感をもたらしているのは日本企業の厳格な規格や管理にあると指摘した。

 中国人旅行客が日本で購入した電気炊飯器や温水洗浄便座が実は中国で生産されていたことが一時、中国で大きな注目を集めたものの、それでも中国人旅行客は日本企業が中国で生産した電気炊飯器や温水洗浄便座を買い求めた。
 これは同じメード・イン・チャイナであっても、
★.中国企業が中国市場向けに生産管理を行うのか、
 日本企業が日本市場向けに生産管理を行うのかによって、
 品質に大きな差が出ることを中国人消費者が熟知している
ことを示す事例と言えるだろう。

サーチナニュース 2016-10-05 07:55

日系車の魅力といえば「故障少なく、燃費良い」、
では韓国車の特徴は?=中国

 日系車は中国で販売台数を伸ばしているが、中国人消費者は自動車を購入するにあたって、各国の自動車をどのように比較、検討しているのだろうか。
 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国で一定のシェアを獲得しているドイツ、米国、日本、韓国の自動車を比較する記事を掲載した。

 記事はまずドイツ車と米国車の特徴を紹介。
★.ドイツ車は「高級感」や、高品質と厚い鋼板による「安心感」が魅力的だ
と主張する一方、
 販売価格と維持費が高いことが欠点
だと指摘した。
 特に中国国内での修理費用はほかの外資メーカーの自動車に比べると高く、中国向けモデルの車種が多くないことも欠点として挙げた。

 続いて
★.米国車は、見るからに頑丈で豪華、排気量が大きくタフで、運転を楽しむには適しているが、燃費が悪く、細かいところは作りが荒い
と指摘した。

 最近、中国で人気の
★.日系車については、「外見は地味で日本人と同じで面白みがなく走る楽しみはない」
ものの、
 「故障が少なく、燃費も良く、維持費も低い」ため、日常生活の足にするには十分だ
と説明。
 また、「人間工学をもとにした設計」は理にかなっているとも称賛。
 そして保証期間内にはまず問題が発生しないのも魅力だと紹介した。

 最後は
★.韓国車だが、「特徴は日系車に近い」ものの、「多くの点では日系車に遠く及ばない」
のだという。
 優れている点は、米国車、フランス車すら凌ぐ「外見の美しさ」であり、その美しさは「群を抜いている」というが、
 組立、材料の選定、人間工学による設計では日本に及ばず、
 耐久性にも欠けるため、中古車市場での価値も低い
と指摘した。

 このように比べてみると、同じ自動車でも「国」によって特徴に差があることが分かる。
 日系車の場合は狭い路地でも小回りの利く、燃費の良い自動車が特徴で、見た目は地味でも性能が高いというのは、堅実で地に足の着いた日本人の国民性を反映していると言えそうだ。
 今後、中国市場でさらなる発展を遂げるためには、中国人消費者の目線に立った開発・販売も必要になるだろう。


Record china配信日時:2016年10月16日(日) 6時10分
http://www.recordchina.co.jp/a137458.html

中国人が日本国籍を取得するメリット―中国メディア

 2016年10月13日、中国のインターネット上に、中国人が日本国籍を取得する際のメリットとデメリットについて紹介した記事が掲載された。 

 法務省のデータによると、2015年の外国人による帰化申請件数は1万2442件。
 ピークだった1998年(1万7486件)よりは少ないが、3年連続で増加している。
 このうち、帰化が許可されたのは9469人で、
 国籍では中国は韓国・朝鮮(5247人)に次いで2番目に多い2813人となっている。 

 では、中国人が日本国籍を取得するメリットとデメリットは何か。
 記事は、日本国籍を取得して十数年の張さんの話を紹介。
 張さんはメリットとして、
 「住宅ローンがすぐに降りたこと」
 「海外旅行の際にビザ取得が不要になったこと」
 「娘が北京大学に入学できたこと」
の3つを挙げた。
 3つ目については、高校卒業後に外国人留学生として入学したといい、
 「もし中国人として受験していたら合格できた可能性は高くない」
という。 

 一方で不便なこともあるようだ。
 それは、「中国に戻る時にはビザが必要なこと(※現在は15日以内の滞在はビザなし入国が可能)」と
 「中国で不動産を購入できないこと」
の2つだそうだ。
 中国は外国人の不動産購入を認めていないためで、もし購入できていれば住宅価格の高騰で今頃は数倍の額を手にしていたと話した。 

 同じく日本国籍を取得した李さんは、もっと単純な理由だったようだ。
 李さんと妻は旅行が趣味だったが、以前、ハワイに行こうとした時にビザの申請にかなりの手間がかかったといい、このことが2人が日本国籍取得を決めた理由だった。
 日本国籍取得の条件は、
 素行が善良であること、
 日本に5年以上居住していること、
 自己または配偶者などが生計を立てられること
などで、手続き自体は難しくない
と語っている。 

 また、李さんは日本では米国のように国籍取得の際に「米国に忠誠を誓う」といった儀式は存在しないと話し、以前、中国の某テレビ放送である人物が
 「日本国籍を取得するには天皇に忠誠を誓わなければならない。
 だから絶対に国籍取得は申請しない」
と話していたのを聞いてあきれたことを明かした。 

 「日本政府も国籍取得を緩和している」
というのは河北省出身の呉さん。
 子どもは日本で生まれ、日本人と同じように育った。
 のため、一家で日本国籍を取得しようと考えたが、中国に不動産を所有していたため、法務省に相談したところ、呉さんと子どもだけが日本国籍を取得し、妻は中国籍を保留することになったという。
 呉さんは
 「国籍取得で変わったことは何もない。
 選挙で票を入れてくれと頼まれるだけ」
と話しているという。 

 一方で、日本国籍を取得して中国でビジネスを展開する陸さんは、若干後悔している。
 上述のケースと同様に、中国では不動産を購入することもできず、身分証がないため高速鉄道のネット予約もできない。
 陸さんは、将来的に中国でのビジネスを考えている人は、日本国籍取得は考え直した方がいいと話しているという。



Record china配信日時:2016年11月3日(木) 19時30分
http://www.recordchina.co.jp/a139988.html

なぜ!?新聞業界は世界的な不況、でも日本の新聞だけは安定している―中国メディア

 2016年11月1日、央広網は、世界的に新聞業界が不況に陥る中、日本の新聞だけは安定していると報じた。

 記事は、さまざまな新しいメディアが急速に発展している中で、世界の新聞業界は生き残りが非常に難しくなっているが、日本ではかつての勢いこそないものの窮地に陥っているわけではないと指摘している。

 日本は発行部数や普及率などから、「新聞大国」ということができる。
 世界新聞協会(WAN)の報告によると、
 日本の新聞の発行部数は7081万部に達し、中国(8547万部)に次いで2番目に多い
 1000人当たりの発行部数では、
 中国が91部、米国が263部、ドイツが322部なのに対して、日本は647部と圧倒的だ。

 そんな日本でも、インターネットの普及が紙媒体に影響していないわけではない。
 日本新聞協会によると、2002〜12年の10年間に同協会に加盟する媒体は99社から93社に減少。
 停刊に追い込まれる地方紙もある。
 新聞業界全体の収入も年平均1.89%減少しており、11年間で2割減少した。

 ただ、世界的には影響が少ないといえる。
 記事はその理由について、日本の紙媒体は広告収入への依存度が高くないことを挙げる。
 日本の新聞社の収入は販売収入、広告収入、その他収入の三つに大別され、そのうち販売収入が6割前後、広告収入が2割強になっているという。
 ネットメディアが広告収入のパイを奪う中、それに頼らないモデルがプラスに働いていると記事は指摘する。

 このほか、
 「地方紙は書籍出版やイベント、インターネット分野に進出し、絶えず経営の範囲を拡大している」こと、
 「日本で新聞を読むことは生活習慣になっていて、読者が安定している」
ことなども、日本で新聞業界が生き残っている要因に挙げている。



サーチナニュース 2016-11-30 07:15
http://news.searchina.net/id/1624103?page=1

なぜだ! 
肥満増加という「世界的な流れ」に日本が逆行できる理由=中国

 世界的に肥満人口が急増している。日本生活習慣病予防協会によれば、世界保健機関(WHO)の研究チームが行った調査では、世界の肥満人口は1975年から40年間で急速に増えていることが明らかになり、
★.世界の肥満人口は6億4100万人に
達する見込みだという。

 中国も例外ではなく、国が貧しかったころにはほとんど存在しなかった肥満者だが、人びとの暮らしが豊かになると同時に肥満者が増えている。
 一方、日本は先進国のなかでは肥満者が少ない国に該当するが、中国メディアの天天快報はこのほど、日本が肥満人口の増加を食い止められている「秘訣」を探る記事を掲載した。

 記事は、肥満増加という「世界的な流れ」に日本が逆行できているのは、5つの秘訣によるものだと分析した。

★.その1つが、食事を「小皿に分け、腹八分目にすること」だ。
 中国では大皿に料理を載せて食べるのが普通だが、日本のように小皿に取り分けて料理を盛ることは、食べすぎを防ぐことができ、腹八分目を実現できると分析した。

★.2つ目は「1日30種類の食べ物を摂ること」。
 中国で奨励されているのは1日12種類、1週間に25種類だけで、記事は「1日12種類でも多いのに、30種類とはなかなか簡単にできることではない」と指摘した。

★.3つ目は「油を控えめ」にすることだ。
 日本料理は生食のほか、蒸す、煮るなどの調理法が多く、てんぷらのような揚げ物もあるものの、衣が薄くカラッと揚げると紹介。
 これは油を「これでもか」というほどたっぷり使う中華料理とは大きく異なる点だ。

★.また記事は、4つ目の秘訣として「健康管理」に気を遣う環境が整っていることを紹介。
 中国では日本のようにレストランのメニューにカロリー計算が表示されていることはない。

★.また5つ目は、「徒歩や自転車」でよく外出することを紹介し、
 日本の人口100人あたりの自転車保有率は中国よりも高く、坂道の多い日本では良い運動になると指摘。

 記事が紹介した5つの秘訣は、心がけ次第で誰でもできることと言えよう。
 しかし、こうしてみると日本人の生活習慣はもともと健康的だったのだと気づかされるが、やはり大事なのは「消費カロリー以上に摂取しない」ということではないだろうか。


【身勝手な大国・中国】



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