2016年11月22日火曜日

緊急速報:「福島県地方に高さ3mの津波がきます。直ちにより遠いところへ避難してください」

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緊急速報:
「福島県地方に高さ3mの津波がきます。
 より遠いところに直ちに避難してください」


日本テレビ系(NNN) 11/22(火) 6:25配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161122-00000015-nnn-soci



気象庁が津波警報、津波注意報

 22日午前6時2分、気象庁は津波警報、津波注意報を発表した。

津波警報が出ているのは、
福島県(ただちに津波来襲と予測/3m予想)。

津波警報発表の地域では被害発生のおそれ。

沿岸部や川沿いにいる人はただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難を。


津波注意報が出ているのは、
宮城県(22日午前6時20分/1m予想)、
茨城県(22日午前6時20分/1m予想)、
岩手県(22日午前6時30分/1m予想)、
千葉九十九里・外房(22日午前6時30分/1m予想)、
青森太平洋沿岸(22日午前7時10分/1m予想)。

場所によっては津波の高さが「予想される津波の高さ」より高くなる可能性がある。

警報が発表された沿岸部や川沿いにいる人は、
ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難を。
到達予想時刻は、予報区のなかで最も早く津波が到達する時刻であり、場所によっては、この時刻よりもかなり遅れて津波が襲ってくることがある。
到達予想時刻から津波が最も高くなるまでに数時間以上かかることがあるため、観測された津波の高さにかかわらず、警報が解除されるまで安全な場所から離れないこと。

震源地は福島県沖。
震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは7.3と推定。

[参考]
[予想される津波の高さの解説]
予想される津波が高いほど、より甚大な被害が生じます。

10m超:
  巨大な津波が襲い壊滅的な被害が生じる。
  木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
10m:
   巨大な津波が襲い甚大な被害が生じる。
   木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
 5m:
   津波が襲い甚大な被害が生じる。
   木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
 3m:
   標高の低いところでは津波が襲い被害が生じる。
   木造家屋で浸水被害が発生し、人は津波による流れに巻き込まれる。
 1m:
   海の中では人は速い流れに巻き込まれる。
   養殖いかだが流失し小型船舶が転覆する。



ブレーキング・ニュース:9時





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時事通信 11/22(火) 10:09配信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112200219&g=soc

M7級、海底ずれ津波=福島県沖地震「今後も注意」―気象庁

 福島県沖の地震により仙台港で最大1メートル40センチの津波を観測したのは、マグニチュード(M)が7.4と大きかった上、震源が深さ25キロと比較的浅く、海底がずれたためだ。

 気象庁の中村浩二地震情報企画官は
 「今後もM7級の地震が浅い所で起きると、津波を伴う可能性がある」
と注意を呼び掛けた。

 東北沖では海側プレートが陸側プレートの下に沈み込んでおり、東日本大震災の本震(M9.0)はその境界が大規模に滑って起きた。
  今回の地震はプレート境界より浅い陸側プレート内部で発生。
 プレートが部分的に南東方向へ引っ張られ、ちぎれるようにして上下にずれた正断層型とみられる。

 東日本大震災後の一連の地震活動では、宮城、福島両県の沖合のほか、福島県南部の沿岸部でもM7級の正断層型地震が起きているが、今回は海底でもずれが生じ、約5年8カ月ぶりに大規模な津波を引き起こした。

 仙台港で22日午前8時3分に観測した津波の1メートル40センチは特に高く、中村企画官は海底地形や反射した津波が重なった影響も考えられるとの見方を示した。
 高さが津波注意報の基準を超えたため、気象庁は同9分、宮城県について警報に切り替えた。 



Record china配信日時:2016年11月22日(火) 19時30分
http://www.recordchina.co.jp/a155701.html

安倍首相の17分と朴大統領の7時間を比べてしまう韓国ネット
=「日本がうらやましい」
「朴大統領は地震も知らず、今ごろ朝ドラを見てるはず」

 2016年11月22日、福島県沖で発生した強い地震を受け、安倍晋三首相が訪問先のアルゼンチン・ブエノスアイレスでいち早く会見するなど日本政府が迅速な対応をみせたことについて、複数の韓国メディアが伝えている。

 このうちヘラルド経済は、この日の日本政府の対応を次のようにまとめ伝えた。
 午前5時59分ごろにマグニチュード7.4の強い地震観測、
 その3分後、首相官邸連絡室が設置され、ブエノスアイレス滞在中の安倍首相に連絡。
 地震発生から17分後、安倍首相が内閣に
 「国民に津波や避難に関する情報を適時的確に伝達すること」
 「早急に被害状況を把握すること」
 「自治体と緊密に連携し応急対策に全力を尽くすこと」
を指示したと連絡室が発表。
 午前6時45分、危機管理センターを設置し、官邸連絡室を官邸対策室に格上げ。
 そして地震発生から1時間余りたった午前7時10分ごろ、首相が緊急記者会見で
 「自治体とも緊密に連携し、政府一体となって安全確保を第一に災害対応に全力で取り組む」
などと述べた。

 同紙はこれを受け、「日本はさすが今回も迅速だった」などとし、「セウォル号(韓国で14年4月に起こった旅客船沈没事故)
 当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領の7時間騒動が韓国社会の陰鬱(いんうつ)な一面をみせているのとは180度違う」と報じた。

 このほか聯合ニュースも
 「地震後3分で連絡室、1時間で安倍首相会見」
 「日本の早朝の地震対応、首相はアルゼンチンで会見」
などと見出しを打ち、
 今年4月に熊本県で起こった地震の際、安倍首相が地震発生からわずか5分で記者たちと接見、26分後には危機管理センターを設置したことを改めて伝えた。

 韓国ではセウォル号事故当日、朴槿恵大統領の所在が7時間不明だった問題がいまだ解決をみないばかりかさらなる疑惑を呼んでいる。



毎日新聞 11/24(木) 19:22配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000065-mai-soci

<福島県沖地震>海底活断層が活動か…「高い津波一因」


●福島県沖の地震を起こしたとみられる海底活断層

 22日に起きた福島県沖の地震は、旧磐城沖ガス田付近の海底活断層が動いて発生した可能性が高いとする分析結果を、東北大と広島大の研究チームが明らかにした。
 断層は長さが少なくとも30キロを超えるとみられ、断層と直交する向きで地盤が大きくずれたことが、延長線上にある仙台港の津波が最大1.4メートルと高くなった一因だと考えられるという。

 研究チームは、海底地形や地質構造と今回の地震の余震分布との関係を調べた。

 その結果、今回の震源域は同県楢葉町の沖合約40キロで2007年まで操業していた同ガス田の近くで、過去の海底掘削調査などから北東-南西方向に延びる断層の存在が報告されている海域と判明。地震前の海底地形データを詳しく判読したところ、この断層に沿うように東側が5~10メートルほど落ちた崖が確認できたほか、今回の地震の余震もこの断層に沿う形で発生していることが分かった。

 研究チームの東北大災害科学国際研究所の遠田晋次教授(地震地質学)は
 「一度の地震活動で10メートルもの崖ができるとは考えにくく、何度もずれ動いた活断層が今回再び動いたと考えられる」
と指摘。
 海底活断層に関する情報は不十分で、今回のように他の目的で調査した結果が防災に生かされていない例は他にもあるとみられ、「情報を集約し、詳しい調査を進めるべきだ」と話している