2016年11月18日金曜日

中国の顔(2):中国宅配業者の実態! 乱暴な扱いは日常茶飯事、 しまいには商品を盗み食い

_

The World Video   2016/11/18
http://videoclip.club/post-15929/

中国宅配業者の実態!
乱暴な扱いは日常茶飯事、
しまいには商品を盗み食い

 中国では近年「独身の日(11月11日)」が盛り上がりを見せており、とりわけ通販サイトは大規模なセールを行うため期間中の消費が拡大傾向にある。
 一方で、配送された商品の破損や、配送されないなどの苦情が増えるのもこの時期。 
 配送業者の実態を探るべく、CCTV(中国中央テレビ)の記者は今月初旬、身分を隠し深セン市の宅配業者の仕分けスタッフの仕事に応募し、潜入取材を行った。

 仕分けスタッフらは深夜の時間帯に作業し、住所別に仕分けていた。
 スタッフらが商品を乱暴に投げたり足でけったりすることは日常茶飯事で、割れやすい物も同様に乱暴な扱いだった。
 検査が必要な商品に関しても検査せず「検査済」のシールを貼っていた。
 さらに、紙箱やビニール袋が大量に置かれている場所でスタッフらは平然とたばこを吸い、そのまま地面に投げ足で火を踏み消していた。

 潜入取材で明らかになった実態はこれだけではない。 
 スタッフらは休憩中に商品を椅子がわりし、あろうことか配送するはずの商品の梱包を破き勝手に食べる場面もたびたび見られた。
 スタッフらの行為は国が定めた規定に違反し、作業場には十数個の監視カメラが設置されていたが、記者が潜入取材していた数日間でスタッフが注意を受ける場面はなかったという。

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=_G0GvdTL8Z4)


●央视曝光快递乱象:分拣员拆开包裹偷吃偷拿
2016/11/16 に公開



人民網日本語版配信日時:2016年11月18日(金) 6時10分
http://www.recordchina.co.jp/a155222.html

なぜ中国人は「買いまくる」のか?―中国メディア

 もともとは普通の日だった11月11日が、店側の戦略によって「全国民ショッピングデー」となった。
 「爆買い」という行動は、一体どのような衝動から起こるものなのだろう?
 人々がこれほどにも買い物にのめり込む理由は何なのだろう?
 科技日報が伝えた。

○快感がもたらされる 

 ブランド物の洋服、腕時計、ノートパソコン、携帯などを最初に手に入れた時に感じる喜びを、覚えているだろうか?
 物を買うことは快感であり、快楽をもたらす行動だ。 

 重要なのは「何を買うか」ということではなく「買う」というプロセスなのだ
 物を買うことは、我々に資源面での満足感をもたらす。
 つまり、
 「私は物を買うことができる、所有することができる、自分を満足させることができる」
ということの証明となる。
 このように資源を得て満足するという行為は生物学的にみると、我々の大脳にある快楽中枢を刺激して、人に快楽や喜びをもたらす神経伝達物質「ドーパミン」の分泌を促し、我々はそれによって快感を得る。
 この種の快楽は、食べ物・セックス・精神刺激物質(アルコール、煙草、麻薬など)によってもたらされる快感と同様、報酬回路によって得られる。

○「焦燥感」を和らげる効果 

 買い物は、飲食・観劇・ゲームなどと同じで、自分の注意を他にそらすことで、自分が抱いている焦りの気持ちを和らげ、解消するという効果がある。
 焦燥感を生理的メカニズムから見ると、焦燥感から人は衝動的行為に駆り立てられ、その行為が実際に行われると、焦燥感は適切に緩和される。
 多くの女性にとって、買い物という行為は、焦燥感を素早く抑えるための有効な方法となっている。
 気分がすぐれない時、スマホでオンラインショップにアクセスすれば、いつでもどこでも買い物で憂さ晴らしをすることができる。

 また、買い物という行為は焦燥感を和らげるだけではなく、仕事のストレス、抑圧した怒り、言葉にできない空虚感などを緩和する働きもある。

○小さい頃に満足感を得られなかったことが原因か 

 買い物によってマイナスの感情を和らげることが、一時的かつ局所的な対処法であるとすれば、買い物によって自尊心を得るという行為は、子ども時代における早期的・安定的・性格面での深い部分からもたらされる要求と言えるかもしれない。

 着道楽、鞄道楽、携帯中毒などはいずれも、物質面であれ感情面であれ、十分な満足感を得ることができなかった子ども時代を過ごした人に見られる特徴だ。
 このような欠乏感から、所有していない物を手に入れようとする執念が生まれ、大人になってから、さまざまな方法でその気持ちを満足させようとする。
 心理学的に見れば、これらの人が買っているのは「モノ」ではない。
 彼らの所有物はすでに彼らの一部となっており、物質的な「モノ」を所有して初めて、彼らは自分に自信を持ち、自分に価値があると感じ、愛される資格があると思うようになる。

(著者:国家二級心理カウンセラー 楊剣蘭)(提供/人民網日本語版・編集KM)



サーチナニュース 2016-11-26 15:15
http://news.searchina.net/id/1623866?page=1

中国で声高に叫ばれる「匠の精神」 
「匠」がいないのではなく、
「匠」へのリスペクトがない

 「宝の持ち腐れ」という言葉がある。
 せっかく素晴らしい物を持っていても、それを使わないことを指すものだが、今の中国社会における伝統技術やその継承者が置かれている状況を表すのにピッタリな言葉かもしれない。

 中国メディア・今日頭条は23日、
「中国の『匠』が社会において存在感がないのはなぜか」
とする記事を掲載した。
 記事は、「認めたくない事実」として中国に存在する
 「匠」と称される技術者が「極めて存在感の低い人たち」になってしまっている
と説明。
 メディアはここ数年で「匠」のドキュメンタリー番組を放送するようになっているが、
 社会では依然としてその精神を崇拝するムードが起きていない
とした。

 一方で、欧米諸国では熟練の技術を持つ人がリスペクトされており、彼らは良い収入や社会的地位を獲得しつつ、製品が自らの手で高められていく快感を享受しているのであると紹介。
 このムードがある故に、「伝家の宝」と言うべき珠玉の作品が続々と生み出され、100年以上の歴史ある企業が誕生するのだと論じている。

 また、中学校を卒業して技術を学ぶことに対して、中国では「成績の悪いやつが生きていくための道」と軽んじられるのに対して、腕時計の製造で有名なスイスはより多くの人が自らその道を進もうとすると説明。
 そこには「匠」をリスペクトする姿勢があり、学校も子どもたちを早い段階で実技を身に着けるよう指導するのであるとした。
 そして、師匠のもとでの数年間に及ぶ修行を経て、高級腕時計の製造技術に従事するようになるのだと伝えた。

 記事は最後に、
 「われわれに不足しているのは『匠の精神』ではない。
 『匠の精神』に対する社会の評価、
 そして『匠』に対するリスペクトが足りないのだ」
と結んだ。

 せっかく優れた技術を持っていても、社会がその価値を認めなければまさに「宝の持ち腐れ」になる。
 市民からのリスペクトは必要だが、単に「素晴らしい」といった口先だけの尊敬では彼らは生きていくことができない。
 彼らのモチベーションを高めるためには、その技術に見合うだけの経済的な保障を与え、安心して自らの技術を高めることに専念できる環境を作らなければならない。


0 件のコメント:

コメントを投稿