中国機が戦闘機 2機と爆撃機2機の計4機なら戦闘状態に入るかもしれない。
情報収集機2機が加わっているので、ドンパチにはいたらない。
中国は意図的に情報収集機を入れて入れてカモフラージュしているのであろう。
戦闘機はロシアのスホーイである。
ライセンス生産されているが、おそらく飛んできたのは輸入バージョンであろう。
これは一種の模擬戦闘レベルであろう
今後おそらく待ってましたとばかりに、いろいろな規則に触れない手段を演習形式で実行していくことになるだろう。。空自は模擬戦闘レベルの対応を強化してマニュアル化していくことになるろう。
本戦を想定したテストの場としては最高のステージが提供されているというわけである。
この状況をうまく利用していろいろなテストを緊張感をもって実施してみたい、というのが本音だろう。
中国がその挑発にのれば、「しめたもの!」というわけである。
中国がどんな反応を示すかが空自のもっとも知りたいところになる。
中国の作戦意図が知りたい、というのが空自の目的になる。
経過を見ていると中国はいつもと違ってエラク歯切れが悪い。
いつもは非常に汚い言葉でののしるのだが、
「国防省がすでに態度を表明しており、繰り返さない」
として幕を閉じようとしている。
何かが起こっているとも思える。
トランプの台湾発言で日本どころではない、ということなのか。
強く出ることにより、日本をトランプ側に傾くことを警戒しているのか。
それとも直接日本に関係することで、とりあえず妨害弾という表現で日本を非難する形をとって、具体的な真相は隠そうということなのか。
いずれにせよ、これまでの中国とは違った面を見せている。
『
時事通信 12/10(土) 22:13配信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121000267&g=pol
「空自機が妨害弾発射」
=宮古沖で接近、日本側に抗議―中国国防省
【北京時事】中国国防省は10日夜、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡から西太平洋に向かう定例の遠洋訓練をしていた中国空軍機に対し、日本の航空自衛隊のF15戦闘機2機が接近し、「妨害弾」を発射し中国側の安全を危うくしたと発表した。
同省は日本側に「重大な懸念」を伝え、抗議したとしている。
同省の発表によると、空自機と中国機の接近は10日午前に起きた。
「妨害弾」について具体的に説明していないが、ミサイルを回避するための火炎弾(フレア)のような防御装置とみられる。
日本政府関係者によると、6月に空自機と中国軍機が接近した際も空自機はフレアを作動させ、退避した。
中国国防省は、空自機の行動について
「中国機と乗員の安全を危うくした。行為は危険であり、国際法による航行と飛行の自由を損なうものだ」
と批判。
「中国機は必要な対応措置を取り、訓練を継続した」
という。
接近が起きた空域も明確ではないが、同省は「宮古海峡は公認された国際航路だ」と主張。
中国軍は西太平洋に通じる宮古海峡を重視しているとみられ、9月に初めて中国の戦闘機が宮古海峡から西太平洋側に飛行し、11月にも中国軍機が同海峡を通過した。
』
『
時事通信 2016/12/10-23:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121000273&g=pol
中国軍6機、宮古沖を通過=空自機が緊急発進
防衛省は10日、中国軍の戦闘機など6機が同日午前から昼頃にかけて、沖縄本島と宮古島の間の公海上空を太平洋方面へ通過し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。領空侵犯はなかった。
統合幕僚監部によると、通過したのは
中国軍のSU30戦闘機2機、
H6爆撃機2機、
TU154情報収集機1機、
Y8情報収集機1機。
このうちSU30は、Uターンして東シナ海方面へ向かったという。
これに関し、中国国防省は、空自機2機が接近して「妨害弾」を発射したと発表。
防衛省は
「緊急発進した時の自衛隊機の具体的な行動は言えない。
ただ、国際法、自衛隊法にのっとった行動をしている」
と説明している。
』
『
毎日新聞 12/11(日) 0:35配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161211-00000000-mai-int
<宮古沖上空>中国機通過 国防省が抗議「日本が妨害弾」
防衛省は10日、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡の上空を中国軍のSU30戦闘機2機など6機が同日に通過したと発表した。
航空自衛隊戦闘機が緊急発進(スクランブル)したが、中国機の領空侵犯はなかった。
一方、中国国防省は10日夜、中国空軍機に対し自衛隊の戦闘機2機が接近して「妨害弾」を発射し、乗員の安全に危害を与えたとして、日本側に厳重な申し入れを行ったと発表した。
東シナ海では今夏、空自機が中国軍機によるミサイルの照準合わせなどの「攻撃動作」から防御するため、熱源感知から逃れる「フレア」などを発射したことを空自OBが明らかにしているが、今回の妨害弾が何を指すかは不明。
防衛省は、空自機がフレアなどの妨害弾を使用したかについては明らかにしていないが、
「中国機の飛行を妨害した事実はない」
としている。
』
『
朝鮮日報日本語版 12/11(日) 21:25配信
https://www.blogger.com/blogger.g?blogID=3424884661020897165#allposts/postNum=0
(朝鮮日報日本語版) 日本、領空接近の中国軍機へ「妨害弾」発射
中国国防省は10日、中国空軍機が日本の宮古海峡上空を通過した際、日本の自衛隊の戦闘機が飛行を妨害し「妨害弾」を発射したと主張した。
中国空軍機は西太平洋に向けて飛行中だったという。
中国側は「妨害弾」が具体的に何を指すかについては明らかにしていない。
中国国防相の楊宇軍報道官は10日夜のブリーフィングで
「中国空軍の定例訓練中、自衛隊の戦闘機2機が接近して飛行を妨害し、妨害弾を発射するなど安全を脅かしたため、必要な対応措置を取った」
として
「日本の戦闘機の行為は危険でアマチュア的なものであり、国際法上の航行・飛行の自由を破壊した」
と主張した。
これについて日本の防衛省は
「中国空軍機の飛行を妨害したという事実はない」
と中国側の主張を否定した。
NHK、共同通信によると、SU30戦闘機、H6爆撃機、情報収集機それぞれ2機ずつで構成された中国空軍機6機がこの日、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を太平洋方面へ通過した。
NHKは「中国の軍用機による日本の領空侵犯はなかったが、自衛隊のF15戦闘機2機が緊急発進し、警戒に当たった」
と報じた。
中国空軍は2015年に宮古海峡の上空を初めて通過して以降、このルートで西太平洋に進出する遠洋訓練を繰り返している。
先月25日にも戦闘機が宮古海峡上空を通過し、自衛隊の戦闘機が緊急発進した。
中国は11日にも、中・日が領有権をめぐって争っている尖閣諸島周辺に中国海警局の船3隻を送り込み、日本の領海を航行した。
中国国家海洋局が明らかにした。
』
空自としてはこういう行為を繰り返してくれることによって、相手の意図が読めてくるので歓迎することになる。
緊張感と実戦想定訓練というリアル現実は意識の向上にはもってこいだろう。
『
ロイター 2016年 12月 12日 13:09 JST
http://jp.reuters.com/article/japan-china-self-defense-idJPKBN14106V
日本が厳重抗議、
「空自機が妨害」との中国国防省発表に
[東京 12日 ロイター] -
菅義偉官房長官は12日午前の会見で、日本の戦闘機が中国軍機の飛行を妨害したと中国国防省が発表したことに対し、外交ルートを通じて抗議したことを明らかにした。
菅官房長は「日中関係の改善を損なうものであり、中国側には厳重に抗議した」と語った。
中国国防省は10日夜、航空自衛隊の戦闘機2機が沖縄県の宮古海峡上空で中国軍機に接近し、赤外線センサーをかく乱するフレアを射出したと発表。
日本の防衛省は中国軍機6機に対して戦闘機を緊急発進させていたが、11日夜に出したコメントで
「近距離で妨害を行った事実はなく、
妨害弾を発射し中国軍用機とその人員の安全を脅かしたという事実も一切ない」
と反論した。
菅官房長官は会見で、
「事実と明らかに異なることを中国国防省が一方的に発表したことは極めて遺憾だ」
述べた。
その上で、
活動を拡大、活発化させている中国軍の動向を注視しながら、引き続き警戒監視活動に万全を期す」
と語った。
日本と中国両政府は、海上や上空で偶発的な衝突が起きるのを防ぐため、防衛当局間で連絡を取り合う「海空連絡メカニズム」の設置に向けて協議を続けている。
台湾の国防部(国防省に相当)によると、中国空軍は10日に台湾近海で訓練を実施。
中国軍機が日本の宮古海峡と、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を飛行したとしている。
台湾の防空識別圏には入らなかったという。
』
『
時事通信 12/12(月) 19:31配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161212-00000137-jij-cn
慎重対応促す
=「妨害弾」発表で―中国外務省
【北京時事】中国外務省の耿爽・副報道局長は12日の記者会見で、航空自衛隊機が中国軍機に「妨害弾を発射した」と中国国防省が発表したことについて、
「地域の安定と中日関係の大局を維持することから出発し、有効な措置を適切に取り、海空の安全に関わる問題の発生を防止するよう日本側に促す」
と語り、慎重な対応を日本政府に求めた。
日本側は「妨害弾の発射」を否定している。
耿氏は「国防省がすでに態度を表明しており、繰り返さない」と述べ、
具体的な論評を避けた。
』
『時事通信 12/12(月) 19:31配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161212-00000137-jij-cn
慎重対応促す
=「妨害弾」発表で―中国外務省
【北京時事】中国外務省の耿爽・副報道局長は12日の記者会見で、航空自衛隊機が中国軍機に「妨害弾を発射した」と中国国防省が発表したことについて、
「地域の安定と中日関係の大局を維持することから出発し、有効な措置を適切に取り、海空の安全に関わる問題の発生を防止するよう日本側に促す」
と語り、慎重な対応を日本政府に求めた。
日本側は「妨害弾の発射」を否定している。
耿氏は「国防省がすでに態度を表明しており、繰り返さない」と述べ、
具体的な論評を避けた。
』
●[中国国防軍!!] 航空自衛隊の『妨害弾』に抗議だが 原因は中国パイロットの無知
』
ロックオンされたら即、チャフorフレアーで逃げて逆ロックオンというのがセオリー。
中国語ではチャフは「**箔」、フレアーは「***弾」となるという。
この「***弾」を「妨害弾」と解釈したところからこのばかばかしい騒ぎが始まったようです。
それがわかったら急速に鎮火してしまった。
なら「フレア」とは何?
『
Wikipediaから
フレア(英: Flare)は、赤外線センサを欺瞞するために用いるデコイの一種。
光波帯域(主として赤外線、近年では紫外線も)を目標とし、誘惑と飽和を任務とした、使い捨て型アクティブ・デコイであり、主として赤外線ホーミング誘導ミサイルを回避するために用いられる。
フレアは、マグネシウムなど酸化しやすい金属粉末をベースに、航空機のエンジン排気口から放射されるのと同じ周波数帯の赤外線を出しながら燃焼するように作られている。
そのため、燃焼させる金属以外にテフロンやアンモニウムなどと言った添加剤が加えられている。
なお、フレアは主として赤外線ホーミング誘導ミサイルからの回避行動の一環として散布されるが、フレアは電波ホーミング誘導などレーダーによる誘導方式を採用したミサイルに対しては効果が無いため、このような場合には、チャフも同時に使用される。
』
『
●宮古海峡で日中の戦闘機に何があったのか?その背景には何があるのでしょうか
2016/12/13 に公開
』
『
●中国の言いがかり 空自機フレアに「脅し」は不可能 中国「妨害弾」主張が苦しいワケ
2016/12/14 に公開
「訓練中の中国軍機に航空自衛隊の戦闘機が妨害弾を発射した」とする中国の無茶苦茶な言い分。まるでフレアが戦闘機などの航空機に対し何らかの妨害効果があるならその主張も通るが、そもそもフレアは空対空ミサイルなどを攪乱させるために使う物。中国みたいに軍事費を湯水のように使ってえるわけではない、自衛隊がそんな無駄はしません。明らかに空自機に危険が迫ったと考えるのが普通。
』
『
●中国が空自機から「妨害弾」で脅かされたと言っていますが・・・バカ?幼稚?
2016/12/15 に公開
』
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