2016年12月12日月曜日

中国経済の行方(11):なぜ日本製品不買運動ができないのか?

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サーチナニュース 2016-12-06 11:45
http://news.searchina.net/id/1624545?page=1

日本に経済制裁? 
中国にそんなことができる能力はない=中国報道

 中国では日本製品のボイコットを主張する声が存在するが、さらに過激な論調として
 「必要であれば日本に対する経済制裁を実施すべきだ」
というものもある。
 中国の愛国青年たちがいかに「過激な思想」を持っているかがよく分かる。

 しかし、中国メディアの中国財経網はこのほど、
 「中国には日本に経済制裁を加えるだけの能力があるのだろうか」
 と問いを提起しつつ、その答えとして
 「そんな能力はない」
と論じる記事を掲載した。

 記事は、「中国には日本に経済制裁を加えられる能力がない」と主張した根拠として、まず
★.「日本と中国の貿易額は決して大きくはない」という点を指摘。
 日本の2015年における輸出総額のうち、中国への輸出が占めた割合は17.5%
 輸入総額のうち中国からの輸入は24.8%
となったが、
 「日本経済は深刻なほど中国に依存しているわけではないことが分かる」
と説明。
 こうした状況下では日本に対して貿易面からの経済制裁は効果的ではないとし、
 「日本も中国からの経済制裁を全く恐れていない」
と指摘した。

 また、中国国内の日系企業は中国人を大量に雇用し、中国の労働市場に非常に多くの雇用機会を提供していると指摘。
 もし、中国が日本に経済制裁を加えれば、中国では失業者が増え、社会不安が生じると説明。
 記事は経済制裁は「諸刃の剣」だとしたうえで、
 「中国へのマイナス要素がプラス要素より大きいのに、
 わが国はそれでも日本に対する経済制裁を行うだろうか」
と読者に問いかけた。

 さらに記事は、そもそも
 中国に大量の日本企業が存在するのは、中国政府が国内の過剰労働力という問題を解決するために誘致したからだ
と説明。
 それゆえ中国政府が日本への経済制裁という手段を用いることはない
という見方を示した。

 国際協調が自国と世界を発展させる道であることは、現代において非常によく認識されており、この流れに逆らう方法を採用する国があるなら、その国は自ら進んで損をする道を選ぶことになる。
 排斥やボイコット、経済制裁などではなく、いかに協調し、協力できるのか、ともに発展するための方法を探ることに焦点を合わせるべきではないだろうか。



Record china配信日時:2016年12月12日(月) 0時50分
http://www.recordchina.co.jp/a157475.html

ショック!
中国自慢のファーウェイのスマホは50%以上の部品が日本製
=「ファーウェイを買えば愛国とはもう言えなくなった」―中国ネット

 2016年12月11日、中国のポータルサイト・今日頭条が、ファーウェイのスマートフォンのうち上位機種では50%以上の部品が日本製だと伝えた。

 記事は、日本メディアの報道を引用し、ファーウェイは9日、スマートフォンやタブレット端末の研究開発で日本企業との協力を拡大すると発表した。
 これにより、日本企業からの部品調達が増える見込みだという。

 記事によれば、15年は日本企業からの部品調達は金額ベースで2800億円規模だったのが、2016年には3500億円まで増える見込みだ。
 ファーウェイのスマートフォンは、上位機種の50%から60%が日本企業の部品だという。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「ファーウェイのスマホ不買を今日から始めないと」
「ファーウェイを支持することは日本支持と同じことだな」
「終わったな。
 ファーウェイを買えば愛国とはもう言えなくなった」
「でもファーウェイを支持する。
 少なくともブランドは国産だ」
「日本の部品は良いものだけど、世界的なブランドのスマホがあるか?」

「だからファーウェイを買うんだよ。
 少なくとも50%の部品は保証されている」
「日本人はうそばっかりだ。
 50%どころか明らかに70%は超えているだろ」
「グローバル化しているからな。
 アップルだって各国の寄せ集めだし、ソニーだって100%日本製ではない」
「だからファーウェイを買うかどうかと愛国は少しも関係がないといっただろ」



Record china配信日時:2016年12月19日(月) 20時30分
http://www.recordchina.co.jp/a158181.html

中国国産スマホってどれくらい国産なのか
=「核心技術はどれも輸入」

 2016年12月19日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国国産のスマートフォンに使用されている国産部品について紹介する記事を掲載した。

 中国では多くの人が、国産メーカーのスマートフォンを購入することは愛国心を示すことになると考えている。
 記事は、中国メーカーのスマホにどんな国産部品が使用されているかを紹介。

★:OSではYunOSという中国のOSがあるものの、ローエンドのスマホがメインで、上位機種ではいずれもアンドロイドが採用されていると伝えた。

★:CPUでは、ファーウェイの子会社HiSilicon製のCPUがあるほか、台湾のメディアテック製CPUは多くのスマホに採用されていると、CPUの分野では中国製の部品が多いとした。

★:タッチパネルでは、ローエンドのスマホでは中国メーカー製もあるものの、上位機種では日韓メーカーがほとんどだという。

★:カメラについては、iPhoneですらソニー製であり、ほぼすべての中国製スマホでもソニー製が採用されている
と伝えた。

【身勝手な大国・中国】



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