2016年10月1日土曜日

インドの動静(1):印パ両軍「越境攻撃」に応戦、ロシアから最新ミサイル購入

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 いま中国周辺はきな臭い状態にある。
 それを中国がお金の力で抑えこんでいる。
 もし、インド・パキスタン間でドンパチが起こると各国の民族意識が高揚し連鎖反応で経済を乗り越えて動き出す可能性がある。
 中越あたりがその危険性が高い。
 もちろん朝鮮半島もだが。
 どちらにしても、これからは中国の経済が以前より安定への役割を担えなくなることだけは確かであろう。
 「ゼニより愛国」ということにもなりかねない。
 そのキッカケをこのインド・パキスタン間のトラブルが引き起こさないとも限らない。
 いずれにしても、中国周辺で何かが起こると、雪崩式に進行してしまう可能性が大きい。


朝日新聞 2016年10月1日15時25分
http://www.asahi.com/articles/ASJ9Z5F1QJ9ZUHBI01R.html

印パ両軍、高まる緊張 カシミール、「越境攻撃」に応戦



 インドとパキスタンが帰属を争うカシミール地方を巡り、両国の軍事的挑発がエスカレートしている。
 29日には、インド軍の「越境攻撃」に応戦したパキスタン軍に死者が出た。
 ともに核保有国の印パの緊張は南アジア地域の安全保障や経済にも影を落とす。

 対立の激化は7月、インドのジャム・カシミール州でインド治安部隊が分離独立を目指す独立派幹部を殺害した事件がきっかけ。
 その後、治安部隊と独立派デモ隊の衝突が続き、デモ参加者ら約70人が死亡した。
 9月中旬には武装勢力がインド軍基地を襲撃し、インド兵士18人が死亡した。

 これに対し、インド政府は「パキスタン側から越境した武装勢力によるテロ」とパキスタン政府を非難。
 さらに、インド軍は29日、
 「特殊部隊がカシミールの停戦ラインを越えてパキスタン支配地域に入り、武装勢力の7拠点を急襲した。
 パキスタン側に大勢の死傷者が出た」
と発表した。

 インド政府がカシミールでの越境作戦を公表するのは極めて異例。
 「強いインド」を誇示してきたモディ首相が、国内向けに毅然(きぜん)とした姿勢をアピールしたい事情があるとみられる。

 一方、パキスタン軍は「越境攻撃」はインド側のでっち上げで、実際にはパキスタン軍が即応して停戦ライン付近での銃撃戦があったとし、パキスタン兵士2人が死亡したと説明した。
 シャリフ首相は声明で「一方的で敵意むき出しの攻撃だ」と非難した。



AFP=時事 10月17日(月)16時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00000033-jij_afp-int

パキスタンは「テロの母艦」、
BRICSサミットで印首相が非難

【AFP=時事】
 インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は16日、ゴア(Goa)州で主催した新興5か国「BRICS」首脳会議(サミット)で、暗にパキスタンを指し、南アジアの「テロリズムの母艦」にBRICSは団結して立ち向かうべきだと各国指導者に要請した。

 モディ首相はパキスタンを名指しはしなかったものの、
 「われわれの地域ではテロリズムが平和、治安、発展に重大な脅威を及ぼしている。
 悲しいことに、テロリズムの母艦はインドの隣国だ」
と発言。
 さらに
 「この母艦に、世界中のテロ分子が結びついている。
 その国はテロリストを保護しているばかりか、そうした思考を育てている。
 政治的利益のためならばテロリズムは正当化されると声高に宣言する思考だ」
と述べ、中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカのBRICS5か国はこれを強烈に批判すべきだと訴えた。

 ヒンズー至上主義者のモディ首相は、先月インド軍の基地がパキスタンの過激派組織に襲撃され兵士19人が死亡した事件以降、隣国パキスタンを孤立化させようとする動きを強めている。

 一方、BRICSの一角を占める中国はパキスタンと強固な関係を築いており、パキスタン国内で複数のインフラ建設事業を手掛けている。
 また、ロシアはパキスタンとの軍事協力を強化しようとしている。

【翻訳編集】 AFPBB News



時事通信 10月15日(土)19時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00000075-jij-asia

最新鋭ミサイル売却で合意=軍事協力拡大の思惑一致―印ロ首脳

 【パナジ(インド南部)時事】
 インドのモディ首相は15日、新興5カ国(BRICS)首脳会議のため同国を訪れたロシアのプーチン大統領と南部ゴア州パナジ近郊で会談し、
 ロシアが最新鋭地対空ミサイルシステム「S400」をインドに売却することで合意した。

 原発建設などエネルギー分野の協力拡大でも一致した。

 経済低迷に見舞われているロシアは軍需産業の強化に力を入れており、インドなど新興国への武器輸出で景気てこ入れを図りたい考えだ。
 一方、インドは台頭する中国に対抗するため軍備刷新を急務に掲げており、双方の思惑が一致した形だ。

 両首脳はS400の売買に加え、ロシアがインド海軍向けにフリゲート艦を建造することで一致。
 さらに、インド国内でロシア製ヘリコプターを製造するための合弁会社を設立することでも合意した。 



ロイター 10/28(金) 14:24配信
http://jp.reuters.com/article/india-pakistan-idJPKCN12S0ED

インドとパキスタン、外交官を互いに追放 カシミール地方緊張

[ニューデリー/イスラマバード 27日 ロイター] -
 インドとパキスタンは27日、カシミール地方の領有権問題で緊張が高まる中、双方の外交官を国外追放するとそれぞれ発表した。

 インドは、ニューデリーを拠点とするパキスタンの外交官を国外追放すると発表。
 国境沿いでの治安作戦についての機密情報を集めるスパイ網を運営した容疑だという。

 ニューデリーの警察当局によると、パキスタンの同外交官は26日、デリー動物園の入り口の外でインド人2人と会っていたところを拘束された。
 スパイとして勧誘していたみられるという。

 ニューデリーにあるパキスタンの高等弁務官事務所(大使館に相当)は、この疑惑を否定、
 「外交上の地位にふさわしくない、いかなる活動にも従事したことはない」
と、声明で述べた。

 一方、パキスタンの外務省は同日夜、インドの外交官の一人を「好ましからざる人物(ペルソナ・ノン・グラータ)」として、48時間以内に国外退去するよう命じた。

 外交関係に関する「ウィーン条約や既存の外交規範」に違反したと声明で述べたが、詳細は明らかにしなかった。

 インド首相のある側近は、政府が同件について調査していると語ったが、インド外務省の報道官からのコメントはなかった。

 9月18日にカシミール地方のインド陸軍基地が襲撃を受け、兵士19人が死亡する事件が発生して以来、両国間では緊張が高まっている。
 インドはこの襲撃について、パキスタンを拠点とする武装集団によるものと非難した。



Record china配信日時:2016年11月8日(火) 20時50分
http://www.recordchina.co.jp/a154586.html

インド首相来日へ、
南シナ海問題で日本と共同歩調か―インド紙

 2016年11月8日、インド英字紙ザ・タイムズ・オブ・インディアは、10〜12日に予定されているインドのモディ首相来日について、「南シナ海問題での中立的な立場を変え、日本と新たな共同声明を発表する見通しだ」と伝えた。
 これに対し、中国の専門家は「無駄な目論見だ」と一刀両断している。
 環球時報(電子版)が伝えた。

ザ・タイムズ・オブ・インディアによると、モディ首相は来日中、日本側と南シナ海問題をめぐる国際仲裁裁判所の判決について議論。
 日印両国は共同声明を発表し、仲裁裁の判決を認める見通しという。
 インドはこれまで、シンガポールとの共同声明でも判決承認を盛り込む意向を示してきたが、最終的にシンガポール側の反対で断念した。

 インドメディアは「これを機に中国をけん制する狙いがある」と報道。
 インド外務省はコメントを出していない。
 中国のインド問題専門家は「日本側の期待とインド側の思惑には温度差がある」と分析している。




●世界からさらに孤立する中国共産党の大
中国を返り討ちにした日本のすごい力!インドとの同盟で反日大失敗
2016/11/11 に公開



【身勝手な大国・中国】



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